2015/08/03 09:59

広島に原爆が投下された8月6日、長崎に投下された9日を前に、2日(日)付の本紙朝刊で、

被爆者として世界に核兵器廃絶を訴えている谷口稜曄(すみてる)さんの聞き書きをまとめた本

「原爆を背負って」を紹介しています。


谷口さんは16歳の時に長崎市で被爆。背中は一面焼きただれ、70年たった今でも消えない傷と痛みを背負うことになりました。

被爆直後に米国調査団が谷口さんを撮影した写真「赤い背中」は今も原爆の恐ろしさを世界中に伝えています。

反核平和運動に携わり、現在は日本原水爆被害者団体協議会の代表委員として戦い続ける谷口さん。

本ではその半生をたどっています。